会社設立をするときは、我々のような専門家が設立する会社の定款作成をお手伝いすることが多いと思います。

設立する会社のために作った定款ですので、
私は、お客様に会社の定款データをお渡しするのが当然だと思っておりました。

ここで言うデータというのは、
定款認証されたデータ(多くはCD-Rなどに入っている)のことではなく、
その基となっているワード等で作成された、あとでいじることができるデータのことです。

会社の定款は当然ですが、変更されます。
登記と関係ない部分の変更もよくあることです。

PDFデータがあっても基本的に容易に加工ができません…。
取引先や金融機関から定款の提出を求められる場合は、もちろん最新の、変更後の定款を提出する必要があります。

先日、私のお客様が定款変更をする必要があり、
変更決議の議事録はできたのですが、いじれるデータがなく、肝心の定款全体をアップデートができない、ということでした。

設立をお願いした専門家に聞いてみては?と促したところ
「データを渡す対応はしていない」と明確に言われたそうです…。

少々カルチャーショックを受けました。

変更したデータが必要なら、その専門家に依頼が必要で、変更後のデータはまたPDFで来るんでしょうねぇ…。

会社設立時に、いただけるデータ形式まで確認する方はすくないと思います。
が、こういうケースだと、その先生にお願いするにしても、定款の文字打ちをするにしても、
新しく定款を作成するにしても、維持費が非常に高くつきますねぇ…。

色々な仕事の仕方があるのだと思った一日なのでした。

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