某ドラマを見て考える
某テレビドラマで、M&Aに関する詐欺のお話がありました。
なんとなくの記憶で書いているので正確ではないかもしれませんが、以下のような会社のお話です。
株式会社Xの乗っ取りを企む詐欺師がいました。
その詐欺師は、水面下で少数株主から相場より高値で株式(39.1%)を取得し、筆頭株主となります。
筆頭株主となったところで、現在の社長を解任し、自身が社長に。乗っ取りが成功したと思われました。
が、ドラマ主人公の協力で、会社は実は以下のような状況になっていたようです。
実際は、株式会社Xの事業・お金・人などは、株式会社Xの親会社である株式会社Xホールディングスにすべて移っていて、詐欺師が取得したX社株式は抜け殻会社のものだった、というお話です。
司法書士としては、どのように上記の変更を行ったかが気になるところではあります。
なかなか難易度高そうです。
(税金の問題や、その他色々と問題になりそうなところに目をつぶれば、この外形は作ることはできそうな気がしますが…)
日々勉強です。
企業法務/商業・法人登記
港区の司法書士・中小企業診断士
長克成