司法書士の報酬
司法書士の報酬については、各司法書士が(ある程度の基準を作って)自由に定めることができ、依頼者と合意により決定することとなっています。
私も必ずお客様に見積書を提出して、了承いただいてから、業務を進めるようにしています。
今では当たり前のことのように思えますが、平成15年1月1日以前は、規則で報酬が決められていたとのことです。(旧報酬基準といって、時々目にすることがあります。)
報酬が自由化されて久しいですが、業務ごとにある程度の相場感はあるようです。
おそらく元々の旧報酬基準がベースになって、そこから各司法書士が報酬額を決定していったからかと思います。
ですが、無料相談会の相談員などをしていて、「これを司法書士に頼んだらどのくらいかかるんだ」という質問があった場合、割と回答に困ることになります。
どうしても「依頼する事務所によって異なる」という回答になってしまうのですが、それだとあまりにもアレですので(おおよそこのくらいの金額が多いとは思いますが…くらいはお伝えすることもあります)、
↓↓の日司連のサイトをご案内してみたりしています。
平成30年1月に全国の司法書士に対して行った報酬に関するアンケート結果が掲載されています。
なんとなく主要な手続きの報酬相場観がつかめるのではないでしょうか。
私も、型のある(定型的な?)業務が少ないので、報酬に関しては日々悩んだり、考えたりしております。
企業法務/商業・法人登記
港区の司法書士・中小企業診断士
長克成